みかん豆知識

静岡県産みかん飯でぼくめし

ウナギ養殖が盛んな浜松の郷土料理「ぼくめし」は、育ち過ぎた大型ウナギとゴボウを使ったごはん。
これにミカンをマリアージュ!

材料(作りやすい分量)

米 ・・・ 2合
みかんのしぼり汁 ・・・ (炊飯器の目盛分8~9個分程度)-(大匙2杯)
昆布 ・・・ 1枚
酒 ・・・ 大匙2杯
ゴボウ ・・・ 100g(1本程度)
ウナギのかば焼き ・・・ 150g
白いりゴマ ・・・ 大匙4杯
大葉 ・・・ 適量
刻みのり ・・・ 適量

作り方

  • (1)米を洗い、ザルにあげる。1時間程度放置して、しっかり水気を切る。
  • (2)米を炊飯器に移し、酒とみかんのしぼり汁を「2」の目盛まで加える。
    濡れフキンで昆布を軽くぬぐい、のせる。普通に炊飯する。
  • (3)ゴボウはアルミホイルでこすって汚れをとる。斜め45度、厚さ3ミリの薄切りにしてから、何枚かずつ重ねて、端からマッチ棒くらいの太さに切る。
  • (4)耐熱皿に濡らしたキッチンペーパーをしき、この上に(3)を広げる。この上にもう一枚濡れたキッチンペーパーを広げ、ふんわりとラップをかけ4分加熱する。
    熱いうちに8ミリ幅程度に刻んだウナギを混ぜ、一緒に冷ます。
  • (5)「静岡県産みかん飯」が炊き上がったら、軽く蒸らしてから昆布をとりのぞき、(4)と白いりゴマを加え、さっくりと混ぜる。器によそい、刻んだ大葉やノリとともに食す。

コツ・ポイント

お米は洗う間に水を吸わせ、その後1時間程度ザルにあげて水気を切ることで、吸っている水の量を調整します。
水切りが不十分だとミカン果汁がしみこまず、最初からミカン果汁につけてしまうとお米がうまく糊化しません。
無洗米を使う場合は、軽く水につけてから水切りをしてください。
(電子レンジは600ワット、キッチンペーパーは耐熱性のものを使用しています)

このレシピの生い立ち

ウナギと相性のいい「山椒」はミカン科。それなら、ミカンで炊いたご飯とウナギも合うはずと考えました。
混ぜるウナギを「白焼き」にかえて、静岡の特産品ワサビをたっぷりのせるのもオススメ!

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橙色ポタージュ 静岡県産みかんの風味

静岡県産みかん&ニンジン&鮭。似たような色の食材は相性がよいといわれます。
「スムージー方式」で作ります。

材料(4人分)

みかんのしぼり汁 ・・・ 50cc(1個分)
鮭水煮缶詰 ・・・ 1缶=70g(固形分のみ)
玉葱 ・・・ 50g(1/4個程度)
ジャガイモ ・・・ 100g(1個程度)
ニンジン ・・・ 100g(小さ目1本程度)
▲豆乳 ・・・ 1カップ
▲牛乳 ・・・ 1カップ
▲クリームチーズ ・・・ 20g
▲顆粒コンソメ ・・・ 小匙1杯
▲白味噌 ・・・ 大匙1杯
ケール ・・・ 適量

作り方

  • (1)鮭にみかんのしぼり汁をかけておく。
  • (2)玉葱、ジャガイモの皮をむき、お手持ちのミキサーのパワーに合わせてコロコロと切る。それぞれ耐熱容器にいれてふんわりラップをし、玉葱は1分、ジャガイモは2分加熱する。ニンジンは皮ごと同じように処理し1分30秒加熱する。
  • (3)ミキサーに(1)の鮭(ミカン果汁はあとで使う。ここではいれない。)(2)、▲の調味料をすべて入れ、滑らかになるまで撹拌する。
  • (4)小鍋に(3)を移して点火する。ほぼ温まったら、残しておいたミカン果汁を加え、さらに加熱して好みの温度にし、スープカップによそう。
  • (5)千切りにしたケールを飾って食す。

コツ・ポイント

ミカン果汁は長く加熱すると香りが飛んでしまうので、あとから加えます。

骨の健康に役立つことが分かった機能性表示食品・静岡県産みかんですが骨を作る材料となる基本的な栄養素が無ければ力を発揮できません。
牛乳のカルシウム、豆乳のマグネシウム、魚(=鮭)のビタミンD、ケールのビタミンKも忘れずに。

このレシピの生い立ち

静岡県産みかんのキレイな橙色を生かしたスープを作りたいと考えました。ニンジンに多く含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変わって皮膚や粘膜を守るだけでなく、抗酸化力も発揮します。鮭のアスタキサンチンとミカンのβ-クリプトキサンチンも強い抗酸化力を持つ成分。3種の橙色パワーそろい踏みのこのスープは骨の健康を気にする方はもちろん、抗酸化力を必要とするかたにもおすすめです。

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静岡・アズ・ナンバーワン!サラダ 静岡県産みかんのエスニックドレッシングとともに

「2016年今年の一皿」に選ばれたパクチー料理。
パクチー生産量日本一の静岡から、静岡県産みかんと合わせた一皿をご紹介します。

材料(4人分)

パクチー ・・・ 150g程度(5株程度が目安)
セルリー ・・・ 1本
サラダ玉葱 ・・・ 1/4個
鶏むね肉(皮なし) ・・・ 1枚(200g程度)
塩麹 ・・・ 大匙2杯
みかんのしぼり汁 ・・・ 50cc程度(みかん1個程度)
▲みかんのしぼり汁 ・・・ 100cc(約2個)
▲魚醤 ・・・ 大匙2杯
▲粉唐辛子 ・・・ 適量

作り方

  • (1)パクチーはさっと洗って水気を切り、食べやすい大きさに切る。
    セルリーも洗って、2mm厚さ程度の斜め切りにする。
    (静岡県産セルリー「コーネル619」は、柔らかのでスジとりがいりません)
    サラダ玉葱は横方向にできるだけ薄くスライスする。
    (気になる場合は水にさらしても構いませんが、せっかくの甘味もぬけてしまうため、そのままがおすすめです)
  • (2)鶏むね肉は観音開きにしてビニール袋にいれ、みかんのしぼり汁をかけ、塩麹をもみ込む。できれば2時間程度置く。小鍋に皮のついていたほうを下にして、しぼり汁ごといれ、ヒタヒタになるまで酒を加える。アルミホイルで作った落とし蓋をのせ、弱火で加熱する。沸騰したら裏返してさらに2分加熱する。火を消し、ゆで汁の中でそのまま冷ます。冷めたら細く裂いておく。
  • (3)▲の調味料を合わせる。
  • (4)皿に(1)と(2)を盛り付け、(3)を飾る。

コツ・ポイント

塩麹がない場合は「砂糖小匙1杯+塩小匙1杯」で代用してください。
ゆっくりとした加熱でしっとり仕上げた胸肉が、シャキシャキの静岡野菜とよく合います。

このレシピの生い立ち

パクチーの生産量日本一!
冬場のセルリー出荷日本一!
サラダ玉葱(新玉葱)の出荷スタートはお正月の初荷!
(新玉葱=春=3月だと思われがちですが、静岡県産のサラダ玉葱は1月初日にスタート。2月下旬までは「葉付き」で出荷されますからお得です。お天気次第ですが「早出し産地日本一!」の可能性大。)
と「ナンバーワンづくし」のサラダを、エスニック風の静岡県産みかんドレッシングで食べて頂こうと考えました。

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静岡県産みかんの巻焼肉

静岡県産みかんを芯に巻いた、爽やかジューシー焼肉です。ミカンの切り方ひとつで味わいが変わります。

材料(4人分)

みかん ・・・ 2個
豚バラ肉(ハーフサイズ。1枚10g程度) ・・・ 24枚
塩 ・・・ 少々
黒コショウ ・・・ 少々
片栗粉 ・・・ 少々
大玉トマト ・・・ 1個
焼肉のタレ ・・・ 大匙3杯
付け合わせの野菜類 ・・・ (サラダ菜、ミニトマト、ブロッコリーなどお好みで)

作り方

  • (1)みかんの皮をむき「1㎝角程度の柱」になるよう、縦方向に切り分ける。
  • (2)豚バラ肉をバットに広げ、塩、黒コショウをふる。さらに片栗粉をごく薄くはたく。
  • (3)(2)に(1)をのせ、端からクルクルとまく。焼くと豚肉が縮むので、ゆるめに巻く。
  • (4)トマトは横半分に切り、ヘタはくり抜く。
  • (5)冷たいままのフライパンに、巻き終わりを下にして(3)を並べる。空いているスペースに、断面を下にしてトマトを置いたら点火し中火にする。芳ばしい香りが漂い、パチパチと音がするまで、触らない。しっかり焦げ目がついたら、まだ焼けていない面を下にして、再び触らずに焼く。同様にして、全面焼く。途中脂が気になるようなら拭き取る。
  • (6)トマトの上に焼肉のタレをかけて混ぜる。
  • (7)(6)のタレをフライパン全体に広げ、(5)にからめる。
  • (8)付け合わせの野菜とともに、皿に盛る。

コツ・ポイント

豚肉でミカンを巻こうと思うと、ミカンを小房に分けてしまいがちですが、これは×。
豚肉とミカンの間の薄皮が豚肉とミカンの一体感を失わせ、食味を悪くします。包丁でみかんを切れば、お肉に接するみかんの面は果肉。おいしい静岡県産みかんの甘さが豚肉の旨味を引き立てます。

このレシピの生い立ち

鴨とオレンジのように、お肉と柑橘の愛称は抜群。
焼肉のタレが、静岡県産みかんとトマトでまろやかに。
夏の露地トマトもいいけれど、日本有数の日射量を誇る静岡で、冬の寒さの中、じっくり育てられた「静岡・冬春トマト」の味わいは格別です。静岡県産みかんとの相性もばっちり。

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スキレット焼きスイートポテト 静岡県産みかんとリンゴの曙煮のせ

お砂糖もハチミツもメイプルシロップも何も加えずこの甘さ!コクのある静岡県産みかんで煮たリンゴのグラデーションも魅力です。

材料(4人分)

みかんのしぼり汁 ・・・ 200cc(4個程度)
紅玉リンゴ ・・・ 2個
サツマイモ ・・・ (正味)400g
春巻きの皮(小型) ・・・ 8枚
シナモン ・・・ 適量
アーモンドスライス(軽くローストする) ・・・ 適量

作り方

  • (1)紅玉は縦8つに切って芯をとり、皮ごと端から1㎝程度の厚みのいちょう切りにする。
    小鍋にいれて、みかんのしぼり汁を加え、弱めの中火にかける。沸騰したら優しくひとまぜしてからフタをし、水分がとぶまで煮る。曙煮のできあがり。
  • (2)サツマイモをきれいに洗い、皮ごとアルミホイルで包み天板にのせる。
    予熱はせず250度に設定したオーブンにいれ低温からじっくりと30分を目安に焼く。中心部に竹串をさし、すっと入れば焼けている。触れる程度に冷まして皮をむき、つぶす。 曙煮の1/4を混ぜ込む。
  • (3)直径15㎝のスキレットを熱し、春巻きの皮2枚を90度ずらしてのせる。箸などでスキレットに押し付け、形を整える。(2)の1/4量を敷き詰める。春巻きの皮がこんがり焼け、(2)が温まるまで加熱する。
  • (4)火からおろして、残っている曙煮の1/4量をトッピングする。アーモンドスライスを飾り、シナモンをふる。

コツ・ポイント

サツマイモはじっくり焼いて甘さをひきだすことをおすすめしますが、時間が無ければ、濡らしたキッチンペーパーを巻き付け、600ワットで1~2分加熱した後、200ワットまたは解凍モードで10分程度加熱してもOKです。
コクのあるみかんの甘さを存分に味わっていただきたいのですが、もっと甘く!と思う方は、練乳やハチミツなどを加えてください。バターやクリームチーズを使っても美味しい!

このレシピの生い立ち

素材の持つ甘さだけでスイーツを作ってみたいと思ったので。
ただ甘いだけでなく、コクのある甘さが特徴の静岡県産みかんなら、美味しく作れると思いました。香りの良さも、静岡県産みかんに出会い、きれいなグラデーションに染まったリンゴのかわいらしさも甘く感じるポイントのひとつです。
スイーツは食べたいけれど、美容と健康も気になる・・・そんなかたはぜひお試しください。

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静岡県産みかん稲荷

静岡県産みかんを絞ってごはんを炊き、電子レンジで煮あげた油揚げに詰めて「おいなりさん」に。形もみかんを意識しました。

材料(4個分。ご飯は多めに炊き上がります)

米 ・・・ 1合
みかんのしぼり汁 ・・・ 200cc(4個程度)
酒 ・・・ 大匙1杯
昆布 ・・・ 1枚
油揚げ ・・・ 2枚
▲水 ・・・ 大匙3杯
▲酒 ・・・ 大匙2杯
▲醤油 ・・・ 大匙1杯
▲砂糖 ・・・ 大匙1と1/2杯
レンコン ・・・ (正味)100g
砂糖 ・・・ 小匙1杯
昆布茶 ・・・ 小匙1/2杯
酢 ・・・ 小匙1杯
釜揚げシラス ・・・ 50g
白ゴマ ・・・ 大匙1杯

作り方

  • (1)みかんごはんを炊く。
    米は洗ってすぐザルに上げ、1時間程度水気をきっておく。みかんを絞って、果汁を200cc分用意する。
    内釜に米、みかんのしぼり汁、酒をいれ、昆布をのせて炊飯する。
  • (2)油揚げを煮る。
    油揚げは熱湯で茹で油抜きをする。箸を押し付けるように転がして開き易くしてから、半分に切り開く。耐熱容器に▲印を合わせ、油揚げを均一に並べてふんわりとラップをかける。
  • (3)電子レンジで2分加熱したら、2分放置する。裏表をかえし、再びラップをふんわりかけ2分加熱する。そのまま冷めるまで置く。
  • (4)酢バスを作り、寿司飯にする。
    レンコンは皮をむき、縦1/4~1/8に切り分け、端から2mm厚程度の薄切りにし水にさらす。水気を切って耐熱容器にいれ、ゆるくラップをかけ、電子レンジで1分30秒加熱する。
    熱いうちに砂糖をふって、よくなじませる。
    砂糖が完全にとけたら、昆布茶、ついで酢を加えてよく混ぜ、さます。
    炊きあがった(1)に釜揚げシラス、白ゴマとともに加えてよく混ぜる。
  • (5)成形する。
    (2)のうちの2枚は表裏を返す。汁気を軽く絞り、(4)を詰める。皿に盛って食す。

コツ・ポイント

油揚げを煮る、酢バスを作るといった面倒に思える調理も、電子レンジを使えば時短・簡単です。
他のお料理にもご活用ください。
お揚げを破いてしまわないよう、お揚げのすぐ下にはごはんをしっかりつめ、酢バスはその内側にいれこむと、きれいに作れます。
「みかんごはん」炊き方のコツは「静岡県産みかん飯でぼくめし」をご覧ください。

※電子レンジは600ワットを使用しています。

このレシピの生い立ち

誰もが好きなお稲荷さんを、簡単に作れたらと思い、考えました。
お揚げの裏側の様子が、スジをつけたままのミカンに似ていると感じ、このような形に仕上げてみました。

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Oh!つくね

フルーツタルト???いえいえ、静岡県産みかんとキリリときかせた山椒で爽やかな「甘辛味」の大きな「つくね」です。

材料

鶏ひき肉 ・・・ 400g
福神漬け ・・・ (汁気を軽く切った状態で)70g
▲ホウレンソウの葉 ・・・ 30g(大きさや葉の厚みにより2~5株程度)
▲塩 ・・・ 小匙1/4杯
▲片栗粉 ・・・ 大匙2杯
粗びき山椒 ・・・ 大匙1/2杯(粉末を使用する場合は量を加減する)
醤油 ・・・ 大匙1/2杯
みかん ・・・ 1~2個
豆苗 ・・・ 1株
オリーブオイル ・・・ 少々
塩 ・・・ 少々

作り方

  • (1)ボールに鶏ひき肉と汁気を切った福神漬けをいれ混ぜる。
  • (2)ホウレンソウは葉のみをとり、2mm幅の千切りにしザルにのせる。ホウレン草用の塩(▲印)をふってやさしく馴染ませ10分置く。時間になったらさっと洗い流し、軽く絞ってポリ袋にいれる。片栗粉を加えて袋をふり、ホウレンソウに片栗粉をまぶす。
  • (3)(1)に(2)を加え、さらに混ぜる。
  • (4)底面より大きめに丸く切ったオーブンシートをフライパンにしき、(3)を直径20㎝程度の円形に広げる。
    表面に醤油を塗り、横方向にできるだけ薄くスライスしたみかんを軽く埋め込むようにしながら並べる。
  • (5)オーブンシートの下に水100ccを静かに注ぎ、フタはせず中火にかける。
    沸騰したら弱めの中火にし、フタをして8分蒸す。
  • (6)別の深型フライパンに洗って長さを半分に切った豆苗をいれ、オリーブオイルを少量たらし、手で全体に馴染ませる。さらに塩も振ってさらに手で馴染ませ、フタをし、強火で2分加熱する。
  • (7)大皿に(5)をもり、(6)を添える。

コツ・ポイント

大根、白菜、水菜などお鍋で大活躍する野菜も、ブロッコリー、カリフラワー、カブなどサラダで大活躍する野菜も、皆「アブラナ科」。せっかく機能性確かな静岡県産みかんを食べるなら、栄養素や成分に配慮して、普段摂りにくい「ヒユ科」のホウレンソウや「マメ科」の豆苗も一緒に食べようと考えました。
まず塩を加えてしっかりこね、網目構造を作らないと美味しくならない牛ひき肉や豚ひき肉をさけ、簡単に混ぜるだけでよい鶏ひき肉を使うのが時短・簡単のポイントです。

このレシピの生い立ち

ひとつずつ包むのは大変だから・・・と豚ひき肉を使って焼売モドキを作ったのが「円盤型挽肉料理」の最初。
中に入れる物を工夫するとレパートリーが広がります。

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静岡県産みかんと甘酒のシャーベット仕立て

優しい甘さの甘酒と爽やかな静岡県産みかんの「和風シャーベット」です。「昭和レトロ」な盛り付けで、鍋パーティーを盛り上げて!

材料(15センチ角流し箱1個分)

みかん ・・・ 100g(正味)
濃縮甘酒 ・・・ 200g(米麹から作る無糖タイプ。同量の水で割るタイプ)
生姜すりおろし ・・・ 小匙1杯
白ゴマ ・・・ 適量
(添え物として、生姜せんべいなど食感のよいもの)

作り方

  • (1)甘酒を流し箱にいれる。
  • (2)みかんは外皮、薄皮ともにむき、果肉を一口大にちぎりながら、こぼれた果汁とともに(1)に加える。すりおろしたショウガも加えてひと混ぜし、ラップをかけて冷凍庫で凍らせる。3~4時間で凍る。
  • (3)器に盛り、白ゴマをふり、生姜せんべいを添える。

コツ・ポイント

冷凍庫に入れっぱなしでも硬くなりすぎず、食べたいときにすぐ食べられます。
甘酒の風味が強すぎると感じる方は、甘酒と同量のマスカルポーネチーズで割ると食べやすくなります。

このレシピの生い立ち

「こたつでお鍋をつつきながら」の団欒に似合う「ほっこり冷たいデザート」を作りたいと思ったので。

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静岡県産みかんスプレッド

低糖質ブームの昨今、ジャムではなく「かぎりなく果物そのまま」のフルーツスプレッドを静岡県産みかんで作りました。

材料

みかん ・・・ 2~3個(正味200g)
レモン果汁 ・・・ 大匙1杯
砂糖 ・・・ 10g
カルダモン ・・・ 少々
粗びき黒コショウ ・・・ 少々

作り方

  • (1)みかんは外皮のみむき、スジ等はそのまま、一つずつラップで包み冷凍する。
  • (2)(1)を凍ったまますりおろして小鍋にいれ、レモン果汁と砂糖を加え混ぜる。ゴムベラでぐるぐる混ぜながら中火で5分ほど煮詰め、火を止めてからカルダモンと粗びき黒コショウを加え混ぜ、そのままさます。
  • (3)ヨーグルトに添えたり、パン・クラッカーに塗ったりして楽しむ。

コツ・ポイント

果物重量の半分程度のお砂糖を加えて作るジャムに比べ、ほとんどお砂糖を使わないフルーツスプレッド。スジ(=中果皮)ごと凍らせてからすりおろすと、すりおろしやすいだけでなく、果肉に多いペクチン(=水溶性食物繊維)に加え、中果皮に多い不溶性食物繊維も丸ごと食べられます。中果皮には様々な薬理作用が期待されているヘスペリジン(ポリフェノールの一種。ビタミンPとも呼ばれます)も含まれますが、残念ながら、みかんに含まれている形ではほとんど吸収されません。

このレシピの生い立ち

低糖質ブームの昨今、罪悪感なく楽しめる「甘い物」を作りたかったので。

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静岡県産みかんとアブラナかぞくのエビマヨサラダ

マズ~い!と言われた「ケール」が静岡特産芽キャベツと出会い美味しくかわいいプチヴェールになりました。
キューピットは静岡県産みかん!

材料(4人分)

みかん ・・・ 2個
ムキエビ(中~大) ・・・ 24尾
塩 ・・・ 適量
片栗粉 ・・・ 適量
酒 ・・・ 適量
▲マヨネーズ ・・・ 大匙6杯
▲ヨーグルト(無糖) ・・・ 大匙6杯
▲練乳 ・・・ 大匙3杯
▲コンソメ顆粒 ・・・ 小匙2杯
▲マスタード ・・・ 大匙1杯
▲オレンジリキュール ・・・ 大匙1杯
▲黒コショウ ・・・ 適量
▲塩 ・・・ 少々
ケール ・・・ 200g
(品種によって1枚の重さは大きく異なります。)
芽キャベツ ・・・ 24個
プチヴェール ・・・ 24個

作り方

  • (1)みかんは小房にわけ、薄皮もむく。
  • (2)ケール、芽キャベツ、プチヴェールは美味しく食べられるよう下ごしらえする。
    おすすめは
    ★ケール・・・1㎝幅のリボン状に切って深型フライパンにいれ、少量のオリーブオイルと塩をまぶす。フタをして点火し、強火で2分加熱する。フタをとり冷ます。
    (軸が太く硬いタイプの場合は⇒軸と葉を分ける⇒葉はリボン状に、軸は小口切りにする⇒加熱方法は同じ)

    ★芽キャベツ・・・底をうすく削ぎ、縦半分に切る。
    耐熱皿に濡らしたペーパータオルをしき、切り口を下にして並べる。上にも濡らしたペーパータオル1枚をかぶせ、さらにラップをふんわりかぶせる。
    600ワットの電子レンジで4分加熱する。加熱後すぐにラップをとり、上のペーパーを持ち上げて蒸気を逃す。軽く全体に塩をふってから、ペーパーのみ戻し、湿度を保ちながらそのままさます。

    ★プチヴェール・・・6分間蒸す。蒸しあがったら軽く塩をふる。
  • (3)エビは背側に包丁をいれてワタをとり、塩、片栗粉、酒でもんで洗う。
    フライパンにいれて酒少々をふり、背側が開くまで火を入れる。
    エビを取り出し、乾いてしまわないよう、落としラップをしておく。
    フライパンとエビからでたエキスはさましておく。
  • (4)▲の調味料をボールで混ぜ合わせてから、(3)フライパンに移す。
    点火し、よく混ぜながら弱火で軽くあたため、小さな泡がプツプツではじめたら、エビを加えてすぐ火を止め和える。
  • (5)アブラナかぞくの水気をとりながら、みかんとともに盛り付け、(4)をのせて、混ぜながら食べる。

コツ・ポイント

プチヴェールとはフランス語で「小さな緑」という意味です。
新顔野菜といわれるプチヴェールですが、誕生したのは25年も前。
全国に出回る芽キャベツの9割近くを生産する静岡県ならではの野菜です。
マズいと言われたケールと芽キャベツの掛け合わせで生まれたプチヴェールの美味しさを引き立てるのが静岡県産みかん。
「アブラナ科」野菜の下処理方法はお好みで。(全部一緒に茹でてしまっても構いません)

このレシピの生い立ち

健康の維持・増進に役立つ静岡県産みかんには、同じく健康の維持・増進に役立ちかつ静岡らしい野菜を合わせたかったから。

考案者:遠山由美 氏

シニア野菜ソムリエ
独立行政法人 国立健康・栄養研究所 栄養情報担当者(NR)
(現・一般社団法人日本臨床栄養協会 NR・サプリメントアドバイザー)
フードコーディネーター 1級
食生活アドバイザー
食育プロデューサー
農業・野菜・果物・調理・栄養・美と健康・食文化・食育などの分野で活動中!
料理教室講師多数。新聞・テレビ・ラジオに出演多数。

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図1
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